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■ ID
| 1153 |
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■ 種類
| 論文 |
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■ タイトル
| PM2.5との通年並行観測による大都市郊外のサブミクロン粒子（PM1）の特性解明
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■ 著者
| 米持真一
埼玉県環境科学国際センター
梅沢夏実
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
| (社)大気環境学会 |
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■ 出版年
| 2010 |
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■ 誌名・巻・号・年
| 大気環境学会誌、Vol.45、No.6、271-278、2010 |
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■ 抄録・要旨
| 大都市郊外の大気中に浮遊するサブミクロン粒子(PM1)の特性を明らかにするため、連続通年観測をPM2.5と並行して、2005年４月から実施した。PM1捕集装置はSharp cut cyclon(SCC)を利用して作製した。PM1の年平均値は15.5〜18.3μg m-3の範囲であり、PM2.5は19.4〜22.3μg m-3であった。PM1とPM2.5の週平均値には、高い正の相関（r=0.92、n=186）が見られ、PM1／PM2.5は0.84±0.11であった。主要化学組成の比較を行うと、PM1／PM2.5はNH4+、SO42-及びTCで0.74〜0.88であったのに対し、Mg2+、Ca2+では値は変動し、特に冬季に低い値となった。この要因として冬季に乾燥した田園表土粒子の一部が、巻き上げられ、PM2.5中に含まれたと考えられた。PM1は人為起源粒子由来の微小粒子の評価指標として優れていることが分かった。
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